石川県内の観光客数と金沢の情報


おはようございます、息子です。
「いしかわ観光特使」委嘱状交付式レポート第3弾、平たく言えば前回の続きです。


石川県内の観光客数は、平成4年度がピークで2310万人でしたが、近年は2100万人程度に留まっており、ピーク時よりも1割程度減っています。
なかでも、平成19年度については、能登半島地震の影響もあって1950万人となり、2000万人を下回ってしまいました。
また、観光客数をエリア別で分析すると、県内や隣接県(富山県、福井県)からの観光客数は増えているものの、首都圏や関西・中京エリアからの観光客数はほぼ半減しています。
つまり、観光客数の減り以上に県外からの観光客数が減っている、ということです。
そのため、県外からの観光客を増やすことが、観光客数を増やす要になるのです。
県外にいる、いしかわ観光特使が重要な役目を担っているのがよくわかりますね。
さて、観光特使だけで観光客数が増えるほど甘くはありません。
やはり魅力的な観光スポットが必要でしょう。
石川県では、まずは県の中心である金沢を観光都市として魅力ある都市に生まれ変わらせようと考えています。
その先鋒となるのが、県庁の跡地利用計画でした。
金沢市広坂(香林坊のすぐ近く)にあった県庁が、2003年に金沢市鞍月(金沢駅の西)に移転しました。
広坂の庁舎は、今年の4月に「石川県政記念しいのき迎賓館」として生まれ変わりました。
しいのきは、正面側にある樹齢300年のしいのき(堂形のシイノキ、天然記念物)に由来するとのことです。

長く石川県政の歴史を刻んできた旧県庁をリニューアルした「しいのき迎賓館」。正面は大正13年(1924)建築の格調ある意匠をそのままに、反対面は現代的なガラスの空間に生まれ変わりました。樹齢約300年(推定)の“堂形のシイノキ”をシンボルに、周辺の総合観光案内や、レストラン・カフェ、会議室、ギャラリーなどの憩い・交流の空間を備えた施設として、金沢の都心に新たなランドマークが誕生します。

2階は、知事室と副知事室が改装されて「ジャルダン ポール・ボキューズ」が入店しています。
知事室は一般のお客さま用、副知事室はVIP用となっているそうです。
副知事室のほうが評価が高いことについて、知事は大変納得いかないご様子でした。
しかし、会場を和ませる効果はあったと思います。
この「石川県政記念 しいのき迎賓館」はオープンから3ヶ月ちょっとの7月16日で、50万人の利用者を達成したそうです。
集客効果は上々のようですね。
また、金沢城公園の整備も行われています。
1996年に国から金沢城を取得し、金沢城公園として県で整備することにしたそうです。
その整備方法は、金沢城の復元です。
今年の4月に一部復元が完成し、一般開放されています。

平成18(2006)年度から、第二期整備事業に取り組んでおり、平成22(2010)年4月に「河北門」と「いもり堀」が完成しました。北陸新幹線の金沢開業が予定される平成26(2014)年度に向けて、残る三御門の一つ「橋爪門」の復元と、旧県体育館跡地の「玉泉院丸跡」の調査計画に取り組んでいます。

ちなみに、天守閣の復元については、前田家の意向にしたがって(?)、復元される予定はありません。
もともと天守閣はあったのですが、落雷によって焼失してしまいました。
その後も、火災により幾度も焼失を繰り返したという記録が残っています。
天守閣を再建しなかった理由は財政難と言われていますが、天守閣は戦争の象徴であるため、再建しないことで将軍家である徳川家に対して反抗しないという意思表示をしていた、という説もあるそうです。
外様大名である前田家が長きに渡って繁栄したのは、そういう気遣いがあったのではないかと。
まあ、いずれにしろ、復元しようにも資料がほとんど残っていないということもあるのですが。
さて、次回は「観光資源の掘り起こし」について紹介したいと思います。

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